あめんぼ座の活動

第39回京都演劇フェスティバルに参加です。

中島敦作「山月記」

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出演
柳沢佐和子 柏原圭子 西野孝子 泉谷聖子 南数美 藤田雅子 真木美佐緒 鬼頭寿美子 山本郁美
演出
柳沢佐和子
あらすじ
唐の役人袁傪(えんさん)が朝廷からの命令で地方に出張し、商於(しょうお)という土地に宿泊した。この先には人喰い虎が出没するので日がすっかり高くなってから出発する方が良いという忠告を退けて、翌朝まだ暗いうちに出発した。
明け方の月明かりの中の草地を行くとき、果たして一匹の猛虎が躍り出た。しかし虎は袁傪を見るなり、身を翻して叢に隠れた。その叢から人間の声で『あぶないところだった』と繰り返し呟くのが聞こえた.......。
演出の言葉:柳沢佐和子
今回、初めて京都演劇フェスティバルに参加することになりました。あめんぼ座のことを知らないお客様方に、あめんぼ座の特長の一つである群読の素晴らしさを知っていただけたら嬉しいと思います。
「山月記」はよく知られた中島敦の名短編です。難解な言葉はあっても、立場や年齢、時代を超えた普遍性を持つテーマと格調高い文体が魅力です。主人公の不安や孤独、自信と焦燥、希望と絶望、などの心情には、誰もが共感することでしょう。
秀才の誉れ高く自尊心の強い李徴が、詩人としての成功を目指し、懸命に修行するが叶わなかったばかりでなく、何故「虎」にならねばならなかったのか。解決も納得もできない人生の不条理、努力が報われる保証など決してない芸術の世界の厳しさ・・・。主人公、李徴の後悔や苦悩の計り知れない深さは、朗読でどこまで伝えることが出来るか。
過去二回上演した作品ですが、まだまだ表現しきれてはいません。いままた再演の機会ができたことで、改めて新たな気持ちで、作品に正面から取り組み、存在の悲哀により深く迫ることが出来たら、と思っています。ソロと群読で表現する「山月記」の世界をどうぞお楽しみに!
京都府立文化芸術会館
交通機関についてはこちらをご覧ください。
(浪花教会礼拝堂)での
劇団あめんぼ座朗読アラカルト第三夜は大好評でした。

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